1年ぼうず

眞野 義行

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 TEL:090-9364-7172

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<行政主導でやってほしい>

私は、昨日の会派会議で、避難場所としての可能性も含めて成田国際医療福祉大学との連携について、行政に要望することの提案をしました。

学校も体育館だけでなく、教室や保健室利用を考える必要があります。

危機管理課と教育委員会の連携が必要です。

すでに新しいコロナ対応避難所運営マニュアルが、千葉市で策定され、福岡県や岐阜県などで先進的に発表されています。

震災被害に遭った気仙沼市なども、さすがの対応の早さで市民への周知を始めています。

以前から指摘がありましたが「避難しない選択」も出てくると思います。

つまり普段から「防災について自分で関心を持っておく」という「自助」の部分が重要になるでしょう。

ところで、自治会そのものの弱体化は大問題です。

基本的な避難訓練すらできない地域もあります。

地域住民の連帯意識が薄れている中での、避難訓練は危機的状態にあり、実はこれが災害やコロナより大変な問題です。

当面、行政には「公助」「自助」「共助」の順番でやってもらわないと厳しいです。

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「避難所運営マニュアル」の見直し

今日の会派会議もとても有意義なものでした。各委員会からの報告は専門的な観点から、緊急性のあるものと中・長期的に考えるものとに仕分けされ、緊急性のあるものについては、6月議会前に行政に申し入れをすることになりました。

私は、災害時の避難所運営の改善についての申し入れを提案しました。

現在成田市では、以下の地域自治体が避難所運営委員会を設立しています。

吾妻小、玉造小、橋賀台小、神宮寺小、本城小、公津小、向台小、美郷台小。

豊住地区、印東体育館、そして中学校では吾妻中、玉造中。

しかし今回の新型コロナ感染のために、3密を避けた避難について考えなければならなくなりました。

欧米の一部で用意されているような簡易シェルターの用意は現状では無理です。

したがってこの対策のためには、学校の教室を使って3密を避ける工夫が必要です。

発熱や症状がある人たちのための隔離場所としても保健室利用が必須です。

そのためには、危機管理課と教育委員会の協議が必要不可欠です。

ここは自治体が主導権を握って道を示すべきです。

千葉県もいよいよ緊急事態宣言解除が見えていきましたが、今日も起こった地震

秋の台風と共に、それが冬に起きたとき、何も手を打たないと大パニックが起きます。

想定外の災害はすでに昨年1年で経験しているはずです。それを想定内にしなければ!

東京にある工学院大学では、このような研究開発をしています。

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<個性を生かした活動の支援>

午前中は所属する政友クラブの会派会議。今日は教育民政委員の集まりだったので3人でした。

議題は「市長への要望第2弾」の確認と6月議会に向けた委員会としての準備です。

少人数とは言え、こういった会派の会議は色々な情報を共有できるので、とても勉強になります。

「教育」に対する取り組みについては、議員皆さんの関心が高い上に、「国、県への要望」の中では「9月始業の検討」、「福祉」の部門では「生活困窮している外国人留学生支援」も取り上げてくれています。

政友クラブは、こうした各議員の個性を生かした活動を応援してくれる態勢があるので、とてもありがたいです。

成田市内のみなさんにはすでに「政友クラブ通信」新型コロナ感染症対策号として新聞折り込みで配布済みですが、明日、会派内のそれぞれの委員によってまとめられた内容を精査します。主な内容は写真の通りです。

午後は広報広聴委員会で、議会だより「みんなのなりた」の新しい業者決めの会議でした。2社によるプロポーザルでした。

私としては、QRコードを埋め込んで広報誌の多言語化が可能かについて質問したのですが、費用の面で折り合わず、今回は無理でした。

国際都市成田だから、こういった広報誌にも外国人への配慮があったほうがいいと思います。

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<吉村大阪府知事と『薩摩の教え:男の順序』>
「薩摩の教え」とは、江戸時代に77万石の大藩となった島津家に伝わる「男の生き方5箇条」です。それを「男の順序」としてまとめ、家訓としてきたものです。

武勇に優れ、秀吉や家康にも「鬼島津」と呼ばれ、武勇を讃えられた島津義弘が残したと言われています。
<男の順序>
一、何かに挑戦し、成功した者
二、何かに挑戦し、失敗した者
三、自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者
四、何もしなかった者
五、何もせず 批判だけしている者
リーダーシップを存分に発揮しておられる吉村大阪府知事が、府民はおろか日本中から賞賛されている理由は、「男の順序の一か二」に当てはまっているからです。

聞くところによると、吉村知事はこの「薩摩藩の教え・男の順序」が好きだそうで、驚きました。きっと行動規範にしていらっしゃるのでしょう。

鹿児島が出生の地の私としては、うれしい限りです。

調子に乗って、写真を添付します。

明治新政府が士族階級を解体したことに不満を募らせた旧武士たちが、西郷隆盛と共に起こした西南戦争。その最後に反乱軍が城山に立てこもった際、隆盛が5日間にわたって寝起きしていたのがこの西郷洞窟。

両親はすでに他界しましたが、お世話になった親戚の方と家が、まだ残っているので、毎年帰省しています。

その際再び鹿児島巡りをしているときに撮っている写真です。

鹿児島弁の看板は、その西郷洞窟の隣にあるお土産屋さんのものです。

私にも理解できません。雰囲気で意味はわかりますが。

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<Zoom Meeting>
本日16日、20:00から公津の杜1丁目第2回自治会が行われました。

今話題のZoom Meetingです。今日の参加者は5人。

第2回ということで前回よりもスムーズでした。

私はタブレットによる参加でしたが、スマホを使った方で4人までしか同時に画面に現れない方がいらして、結局、来月の自治会までの宿題になりました。 

しかしその方は、画面背景設定にバーチャル背景というものがあり、好きな写真を自由に背景にできる。

さっきWEBで確認したら、色々な方法があるらしいです。

やってみれば意外に簡単。やっぱり先生方も学校休校中にできるようにしないと…。

ところでオンライン会議で背景が映り込むのを避けるために、このようなものが販売され、話題になっているそうです。

名づけて「背負い型背景隠しダンボー」。価格1,480円。

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<CTICカトリック東京国際センターの外国人支援>
CTICとは、東京都品川区の目黒駅前に本部を構える、困難を抱える外国人を援助し、日本社会に適応し、お互いに成長できる関係作りをサポートする組織です。

今日、成田市東町のAIT日本語学校の留学生やその卒業生の窮状を救うために、東京から支援物資を持ってかけつけてくださいました。

私が江戸川区議員のYogiさんを通して、CTICに連絡をしたら、あっという間に支援物資を用意して成田まで駆けつけてくれたのです。

東京から車で来てくださいました。

リクエストした6人分の物資を、3人がかりで、お米と共に届けてくださいました。

対応してくださった職員の女性Oさんと、もうお二人の方には本当に頭が下がります。

国のシステムから漏れて政府が助けてくれない外国人を、人道的な見地から助けようとされている組織があるのです。

写真右側の青年が、先日の朝日新聞に載ったトアン君です。

ちなみに公津の杜にある成田カトリック教会も、当然つながりがあり、Oさんはよく成田にいらっしゃるそうです。

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<39県の緊急事態宣言の解除>
北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、兵庫の8都道府県は、5月31日までとしている宣言を維持します。

ところで千葉県は、45日ぶり感染判明ゼロとなりました。

こうなってくると、私の関心は「学校はいつから再開されるのか」です。

もちろん「緊急事態宣言の解除」が前提でしょうが、6月から再開される可能性もでてきました。ひょっとすると5月末?

だからと言って失われた2ヶ月を取り戻すことはできません。

「夏休みの短縮」「行事削減」「7時間目授業」などということを平気で口にする教育関係者もいますが、よくそんな発想ができるものだと、怒りを通り越してあきれてしまいます。

もし仮に夏休みを2週間に短縮したとしても、日本の異常な授業数をこなすことは不可能です。

無理に詰め込めば、ついてこれない生徒の切り捨てが起きる可能性は高い。

全員が勉強が好きで学校に来ているわけではないのです。

そこまでして、冬に再びコロナ第2波が襲ってきたら再び休校?

そして入試はオンライン入試? まさか…。

3密を避ける一斉入試など存在しません。

私には、9月始業以外の良い方法が見つかりません。

「じゃぁ、9月までなにするの?」

私だったら、大喜びで英語によるディスカッションやディベート等のコミュニケーション活動の時間に充てますよ。

ICT教育の実践に努めてもいい。

だって教師の創意工夫で活動できる時間が保証されるのですから。

つまらない文科省の縛りがなく、いろんな事ができるのです。

こういった創意工夫のある授業をするための時間が、教師に生まれるのです。

教師にとっても「学び」の時間が保証されることは、この先10年を考えた観点からもベストです。

9月始業は拙速でも何でもなく、子どもたちと同時に、日本のブラック教師たちを救う意味でも重要な改革です。

もっとも教師自身がそういう声を上げなければ意味がありませんが…。