1年ぼうず

眞野 義行

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 4月は入学式や入社式の季節。すでに大学生や社会人はその活動を始めている。中学・高校は、今日か明日。

 若者にとって4月は本当に特別な月。いろいろな気持ちで4月に臨む。

 とにかくワクワクした気持ちでいっぱいの人。

 なんだかよくわからないけど、不安な気持ちを抱えてる人。

 めんどくさい過去を引きずっている人。

 でも共通していることは、「よし、がんばるぞ!」という決意だろう。

 今の、新鮮で、燃えている気持ちを忘れるな!

 人は、気持ち一つで、それまでの自分をリセットすることができるのだ。

   

 何のCMかよく覚えていないけど、確かこんなことを言っていた。

 「案外、やっちゃいけないことって、少ないと思うよ」

  

  なんだか社会全体がこじんまりとしてきて、こどもが何かやる前に、「ダメ!」が多くなった。

 だから大人からの「いいよ」の許可がないと、動かない。「転ばぬ先の杖」は必要だけど、その「杖」は、自分が用意するもの。

 でも、最近の世の中の流れを見ていると、周りの大人が、こどもに失敗をさせないために、次から次へと「杖」を用意してしまっている。だから本当に、何か指示されるまで、じっとそこに座っている子が増えた。

 気の利いた子が「先生、次、何やるんですか?」と聞いてくるくらい。それでも本当は「先生、次、こうしていいですか?」と聞いてほしい。

 もっと破天荒でいいんじゃないか?

 でも、絶対に周りの人に迷惑をかけてはダメだぞ。

 個性的に生きることと、自分勝手に生きることとは、全然違うことだよ。とにかく、がんばれ若者!

 君たちにの目の前には、何でもできる、明るい未来が広がっている!

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 「の中のきつね」さて、この日本語をそのままの語順で英語に直すと、

 " a box in the fox ” あまりにもおなかが減りすぎて箱を食べちゃったきつね。

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 日本語を使って文法を正しく教える必要性があるのは、例えばこんなフレーズです。こんな簡単な絵の説明すら、場合によると、うまくいきません。

 それは、英語を話す人と日本語を話す人とでは、根本的に発想が異なるかす。

 つまり英語は、話す内容の「そのもの」から始めます。

 上の例だと、相手にこれから「きつね」の話をするよ、と、伝えます。それから、その「きつね」の様子や状態を説明していきます。

 つまり英語は「説明型言語」だといえます。

 ところが日本語は、そのものの様子や状態をつたえます。話し始めの時には、相手は何の話をしているかわかりません。聞き手は、なんの話か想像しながら話者の話を聞いているのです。

 つまり日本語は「想像型言語」だと言えます。

 こういった、根本的に異なる発想から生まれてくる言葉の、文法的な違いを教えないままでは、こどもたちに英語は定着しないのです。

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