1年ぼうず

眞野 義行

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 今日も昔の卒業生からメールが届きました。抜粋ですが紹介します。

 私は英語が好きで、ALTとお話するのも好きなのにスキルがなかなか身につかず、テストでもいい点を取れませんでした。しかし先生のおかげで、英語を嫌いになることはありませんでした。

 英語を話せる職業につきたいと、公津の杜にあるエアラインビジネス専門学校に進んだのも、成田空港に就職できたことも、中学で英語を嫌いにさせなかった先生のおかげだと思っています。本当にありがとうございます。成田空港は短い間でしたが、その後はディズニーランドで様々な国の人々と拙いながらも英語でコミュニケーションをとる毎日を送っていました。英語と関わらない日は1日もない日々でした。

  先生にはたくさん学ばせて頂きましたが、英語と同じくらい印象に残っているのは命を大切にすること。

 死ねというな。私たちに先生が繰り返し伝えた言葉は、私の中にしっかり染み付いています。

 その教えは子どもにしっかりと伝えたいと思っています。(昨年子どもが生まれました)私の話ばかりで、すみません。

 そんな先生が成田で立候補されてるとは!大変驚きました。

 昨年からまた印西市民になったのですが、知っていたら、私も投票はできませんが成田まで応援に行きたかったです。そんな、心の1票を投じた先生の教え子がたくさんいると思います。
 ぼうずも全部読みました。懐かしかったです。

 先生が関わるこれからの成田が楽しみですね。

 街角英語、いいなぁ〜!!

 私も、隣の印西市から先生のことを応援しています。これからも忙しい日々だと思いますが、お身体を大事にしてください。

 長々と書いてしまいましたが、成人式の時に伝えきれなかった分、今回先生のことを聞いて爆発してしまいました!いつかまた先生にお会いしたいです!

 先生、頑張ってください!! 心から応援しています!

  私が赴任したこの学校は、ちょっと荒れていました。2年生の学級担任として入ったのですが、子どもの中に「お前、死ね」と平気で言う子が何人かいて、それがなんだかあいさつのような普通の言葉になっていました。

 私の言葉遣いも他の人に注意できるようなものではありませんでしたが、「死ね」などという「命」にかかわる言葉を使ってはいけないと、子ども達にしつこく注意し続けました。もしムッとしたら「倒す」という言葉を使いなさい。それならセーフ!(この指導もどうかと思いますが)。

 毎日ガチャガチャしながら半年たったある日、いつも「死ね」と言っていた生徒が、いつものように「お前、死ね」と言った途端、はっとした顔で「お前、倒すぞ」と言いかえたのです。そして私の顔を見て、ニヤッと笑ったのです。

 なんだか猛烈に感動した記憶があります。そしてそのうちに誰も「死ね」とは言わなくなりました。

「継続は力なり」

 本当にそう思いました。

 命の教育については、2つの学校で必死にやりました。この2つのクラスの子ども達は、本当に「命」について真剣に考えてくれました。

 実はこのメールをくれた彼女達は、私が学級担任をした最後の子ども達でした。

 ところでいつも「死ね」と言った彼は今、何をしているのだろう。

 最初に出会った中2のときは、よく私に反発していました。卒業後連絡がありませんでしたが、あるとき突然「先生、結婚式でスピーチしてほしいんですけど」という連絡。「お前、俺にスピーチ頼んだら、お前の悪口しか言わないぞ」

 こんなやりとりをした記憶があります。そして結婚式でちゃんと悪口を言いました、ははは(もちろんいいことも言ったよ)。

 どの時代にもそれぞれの思い出がありますが、こういう教え子たちからの連絡で、一気に記憶が蘇えります。

 すでに教え子が親になって、その教え子の子どもを教える場面がありました。こういった多くの子ども達の子どものために、何ができるのか。

 私は、ますます自分の持つ責任の重さを感じてきました。

心の1票

 なんて美しい言葉でしょうか。この言葉を心にとめて活動します。

  昨日紹介した4つの委員会。みんなへの詳しい説明は、ちょっと難しいので、悩んだのですが、やめました。

 しかし、私がこの4つの中で選ぶとしたら「教育民生委員会」です。これが私の公約を果たすための道です。

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