<つながり>
NAA成田国際空港株式会社を、皆さんはご存じでしょうか。文字通り成田国際空港を運営している企業です。その企業では『海外からのお客様に、日本の文化に触れて「日本にまた訪れたい」という思いを抱いていた だくため、“日本ならでは”のイベントをご用意し、お客様をおもてなしします。』というキャッチフレーズで、空港内で乗継ぎ便の待ち合わせをしていたり、空港近隣ホテルで宿泊予定の海外からの旅行者に、日本文化体験学習を実施しています。
『NARITA AIRPORT TRANSIT & STAY PROGRAM』
この2つは、特に成田による予定のない外国人旅行者で、先の事情で時間にゆとりがある方々を対象に、空港内で積極的に声をかけて、様々な体験をしてもらおうという企画です。それぞれの題字はホームページにリンクしているので、ぜひアクセスしてみてください。
これらの体験学習は365日実施されています。ですから、その実施にあたっては、英語ができるボランティアさんが必要になります。みなさんも、成田山で外国人観光客を案内していらっしゃる日本の方を見かけたことがあるのではないでしょうか。成田市役所の観光プロモーション課が募集をかけており、すでに300人もの方の登録があるそうです。道案内、名所ガイド、場合によっては一緒に成田市近隣の街を旅行することもあります。特に英語の資格は必要ありませんが、それなりの「自信」がないと無理ということになります。
また、来年のオリンピックに向けて千葉県おもてなしプログラムによって、別に空港や成田駅前で活動する500人ほどのボランティアさんが決まっています(もちろん空港プロジェクトとかぶっている方も多数いらっしゃいます)。
ただし問題は、平日も活動するボランティアということで、やはり退職された方が中心になっているとのこと。それは仕方のないことですが、ここに、何とか若者や中高年の方々が加わることができないか(しかも英会話経験がない方の)。その方法を模索しています。
とりあえず20日(月)には、NAAの宮本秀晴(経営企画部門経営計画部長)氏を訪れて、このプロジェクトを見学させていただき、さらに私の構想について話してみるつもりです。つまり、こういった英語によるボランティアができる人の育成が可能かどうか。時間と場所の問題よりも、なんといっても資金面の問題が大きいですから。成田市の観光プロモーション課との提携とは言え、主たる出資者はNAAです。
宮本秀晴氏は、玉造中学校ではバスケットボール部のお手伝いによく来られていて、私はよく宮本氏と「部活」について話をしていました。そのつながりもあって、玉造中学校や成田中学校で1年生対象に実施していた「社会人に聞く」という活動で、講演をお願いしました。ですから今回、こういった依頼もメールでやりとりができます。