1年ぼうず

眞野 義行

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 保護者の方から、メールをいただきました。「街角イングリッシュ」のチャンスがあるのに、肝心な人が集まらない!ということをブログに書いたら、その理由を書いてきてくれました。

「私も話せたら良いなとは思いつつ、英語は⁇な普通の主婦です。(中略) 英語を習いに行く時間が取れないと言いつつ、興味を持てば趣味として何とか時間は作り出すものですよね。ただ、本当にイチから始める人は踏み出すのに勇気がいります。まわりが出来る人ばかりだったらどうしよう、みたいな不安が拭えないと思います。」

 もっと色々書いてくれたのですが、一部を紹介しました。同じような話は、年齢を超えて他でもたくさん聞きます。この日本人の持つ英語恐怖症は、大人になるにつれて深刻になっていきます。そして時には、恐怖心を抱く人さえいます。街中で話しかけられようものなら、心臓バクバク、血圧上昇、最後に、引きつった笑顔、という3段階を経て、逃げます。それではどうしたらいいのでしょうか?
 日本語で答えればいいんです。だってここは、日本ですから。そうすれば、何とか通じるんです。でも日本人は真面目ですから、英語で話しかけられた時は、英語で答えなくてはならない!という洗脳が、大人になるまでの間に完了します。海外旅行に行くときは「空港で役立つ英語」「お買い物で役立つ英語」などの本を買って、一所懸命勉強する人もいます。
 でも考えてみてください。海外から日本に来られる方の中で、必死に日本語でコミュニケーションをとろうとした人に出会ったことがありますか?みんな、自分の国の言葉で話しかけてきます。英語で話しかけられたからといって、ドタバタする必要は一切ないのです。でも、顔が真っ赤になっちゃう。どうしましょうか。

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