1年ぼうず

眞野 義行

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<そうだ、選挙、行こう!>

 おさらいです。今回の参議院選挙は、「選挙区制」と「比例代表制」で行われます。
選挙区制」とは、普通の選挙。
比例代表制」とは、政党が獲得した人数に応じて、議席の割合が決まる選挙。

比例代表制」には2つの方法がある。
①「拘束名簿式」 :党が選挙前に、当選順位を決めておく選挙。事前の名簿の優先順位に縛られるから、「拘束」という名がつく。
つまり、議席を「10」獲得したら、党が作った「議員にしたい人順」の10番目までが当選となる。有権者は、個人に投票はできない。政党名だけ書く。 衆議院選挙がこれです。
②「非拘束名簿式」:有権者は、政党名か候補者名を書き、政党名と候補者が所属する政党名の合計で、その政党の議席数が決まる。事前に優先順位づけの名簿を作らないから、「非拘束」という名がつく。
つまり議席を「10」獲得したら、候補者の名前が書かれていた票の多い順に、10番目までが当選となる。 参議院選挙がこれでした。

 しかし今回の参議院選挙では、従来の方式に加え、「特定枠」というものが加わりました。その結果、選挙が、ますますややこしくなりました。以下の図解を見てください。

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 「特定枠」というものは、いうなれば、指定席のようなもの。しかもこの「特定枠」で指定された候補者は、選挙運動ができません。   つづく

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