1年ぼうず

眞野 義行

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<放置できない>

 昨日の午前中、NHKの取材に行きました。全国にある様々な支局が共通して、在住外国人の雇用状態や、その子ども達の特集を組み、テレビや本でシリーズ化しています。
私は「外国人”依存"日本」というシリーズに共感したので、その記事を書いたNHK外国人取材班の記者にインタビューを求めました。

 結局1時間を超える取材になりましたが、その記者さんと私の共通する話題は「外国人の子ども」という発想ではなく、同じ地球人だという発想を持ってこの問題をとらえていかないと、10年後の日本は危うい、ということでした。

 しかし、この問題を解決していくにはあまりにも多くの壁がありすぎる、という点で話が煮詰まってしまう場面がたくさんありました。

 その一つに、「この問題の重大さや深刻さを、国民が知らない」ということです。

 私だって「議員」という立場にならなければ、わかっていなかったでしょう。

 だって、今は自分の生活に直接関係していないから。

 私が見学した日本語教室のあるボランティアの方がこうおっしゃいました。

『私は、以前ある会合で日本在住外国人日本語教育の問題を取り上げたことがありました。その時に非常に残念だったことがあります。

 参加者のお一方が「そんな、いつまでいるかどうかわからない外国人のために、私たちの税金を使う必要はないでしょう」と言われたことです。

 私は言葉に詰まりました。在住外国人とその子ども達の問題を放置しておくことは、その人たちの日本への期待を裏切ることになるし、教育をきちんと受けられない子ども達が犯罪に手を染めていくことになる。

 その結果、治安の悪さに繋がり、私たち自身の生活が脅かされることになるのに』

 つづく。

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