1年ぼうず

眞野 義行

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<未来は自分で作るもの>

 8月25日に行われる八街市議会議員選挙に向けて活動中の、山口孝弘さんのフェイスブックで、八街出身の車椅子バドミントン選手の里見紗李奈さんの話題が、紹介されていました。

 現在、女子ダブルスの世界ランク1位につける山崎悠麻と里見紗李奈さんのペアは、8月20日スイスで開催されるパラバドミントンの世界選手権で上位に残れば、東京パラリンピック出場に大きく前進します。

 なぜこの話題を取り上げるかというと、実はこの里見選手は、私が成田中勤務の時に、人権・福祉教育の一環として講演をしていただき、そのバドミントンの腕前を披露してくれたからです。

 八街南中時代(現在は成田中)の熱血教師S先生が担任でしたが、その関係で人権福祉教育の一環として、招待したのです。

 里見選手は高校時代に交通事故により下半身不在になり、一時は引きこもりになってしまいました。車椅子生活になって、外に出ることが、なぜか恥ずかしいことのように思えて、外にでられなかったそうです。

 しかし中学校時代にやっていたバドミントンで、自分の新しい人生の1歩を踏み出しました。

 こうやって書くと、簡単なことのようですが、そんなわけはありません。しかし里見選手は、自分が苦しんできたことなどみじんも感じさせないような、明るい口調で色々な話をしてくださいました。

 「そうなってしまった過去」のことにとらわれず、「今日から続く明日という未来」に向かって明るく生きているのです。

 講演の最後の締めくくりに里見選手はこう話されていました。
『人との出会いが、事故によって引きこもりになっていた自分を変えてくれました。みなさんも人との出会いを大切にしてください。』

 写真左下の選手が里見選手です。がんばれ!

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