<国際都市成田だからこそ>
午前中、幕張インターナショナルスクールを視察しました。質疑と施設見学に2時間を要したのですが、あっという間でした。
インターナショナルスクールだけあって、黒板はありません。授業は事前に準備したプログラムをプロジェクターでスクリーンに映し出す手法で行います。ICT教育です。
でもまだ、生徒一人一人にタブレットを渡すところまではいっていない、とのこと。
机の配置は、基本がグループごと。日本式に一斉に前を向く授業ではなく、常に子どもたちの話し合い活動があります。だから午後でも寝る子はいないそうです。
国語の授業以外は全て英語。でもきちんと日本の文化伝統は教えています。習字もしっかり!
図書室がすごい!癒しの場になっています。ソファーがあり、畳があり、子どもたちは実にくつろいだ形で読書に親しむことができます。特に照明がオシャレで、柔らかい光が降り注ぎます。
私は、成田に公立のインターナショナルスクールと日本語学校が必要だと、真剣に思っています。
国際都市成田という言葉は、色々な場面で耳にしますが、教育、特に子どもを育てるという観点でみると、施設と、発想の部分で弱いと思います。
外国人との共生を考えなければならない日本社会。成田はそのリーダーになるべきだと思うのですが。