1年ぼうず

眞野 義行

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<部活はいいね>

 午前中「第29回成田CHAMPIONSHIPS」を観戦に行きました。
 この大会は成田市バレーボール協会主催が主催する高校生新人大会です。男子36校、女子35校で2日間の日程で行われます。

 会場は成田市体育館を中心に、四街道、八街、成田国際、佐倉西高校が使われます。

 成田中の教え子達は、佐原、佐倉、習志野のスタメンとして戦っていました。

 佐原高校では、中学の時に膝を痛めて最後の夏を棒に振ってしまったエース(私のケアミス)が、高校での手術を乗り越えて見事復活!元気にスパイクを打ち込んでいました。大粒の汗をかきながらも満面の笑みで、1回戦突破。よかった!

 教え子の先輩後輩対決となった佐倉vs習志野は、人材豊富な優勝候補、習志野の勝利!写真で言うと、センターでクイックを打とうとしている選手と相手のコートで白いユニフォームの選手(リベロ)が後輩・先輩です。とても感慨深いです。

 2人とも、私の恐怖から解放され、伸び伸びとプレーをしていました。

 試合終了後、佐倉高校の I さんに「うまくなったじゃん!」と声をかけたら、初めて褒められたかのように「うわぁ、めっちゃうれしい!」と喜んでいました。

 あれっ、本当に初めてだったか…?ちょっと不安になりました。

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 さてこの大会で、何人もの高校の先生方とお話をしましたが、やはりスポーツをする生徒と、しない生徒の2極化が激しく「バイト」や「遊び」を優先する生徒が増えているそうです。それを「もったいない」と考えるのは、年をとったせいでしょうか。

 ところで最近では「甲子園をネタに行き過ぎた部活」についての議論が盛んです。

 国民(特に女性)は、プロ野球にまったく興味がなくても「高校野球」には燃える。

 甲子園に出てくるチームで「行きすぎていない部活」はあるのでしょうか?

 毎日NHKが放送し続けるものだから、「夏は炎天下で高校野球」「血と汗と涙の高校野球」という刷り込みが国民に植えつけられているんです。一種の洗脳教育。恐るべしNHK!なんてね。※私は、そうやって洗脳された一人。

 ですから、甲子園で戦っている高校球児に「部活はやりすぎだと思いますか?」などという質問は決してされないのです。

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