<想定外と被災格差そして自治会の存在>
今日23:00現在、成田市停電件数は約2500件。都市部の停電は解消しつつあるも、まだこれだけの家屋に電気が戻りません。
中央公民館の避難所は今日閉鎖されました。成田市体育館も昨日初めて開設されましたが、今日は閉鎖されました。
今日の公民館は、通常の利用団体もないので、久しぶりの暗い公民館でした。
千葉県全域では依然として、約187,000件が停電。この先停電が1週間以上続く場所もある見通しです。
自治会の存在がなく、区長さんもいない場合、東電や行政の被害状況の把握が難しく、そもそも停電地区から外されてしまっている地区もあったことがわかってきています。
私の地域の3丁目には自治会がなく、しかもそこだけ停電が続きました。個人情報の関係で、地域住民の生活状況の把握ができず、一人暮らしのお年寄りがどこにいらっしゃるのかもわかりません。
自治会そのものが存在せず、また自治会の加入率が下がっている中、改めて地域防災の必要性を感じています。
ところで12日に紹介したラディソン成田の温泉の無料開放について、公津地区青少年健全育成会会長であり、ラディソン成田で働いている関谷さんからコメントをいただきました。
【ホテルの温浴施設を無料解放して利用者は昨日が1500名、今日は1700名です。私は受付を担当してたくさんの方々の声を聞きました。本当に心が傷みました。
やはり八街、芝山、山武、多古、富里一部、成田一部ですね。1日も早い復旧を祈ります。】