1年ぼうず

眞野 義行

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シリーズ:多文化共生2>

  災害続きの千葉県ですが、皆さんに知ってほしいことがあります。それは、日本に住む外国人のことです。しょうがいを持つ方や独居老人などの災害弱者と同様に、彼らもまた弱者なのです。

 なぜなら、日本語があまり得意ではないからです。だから、必要な情報が手に入りません。しかも日本語が不自由な彼らに対して、成田市は非常に冷たいのです。

 台風15号、19号、そして先日の豪雨。その時の避難所には、日本語以外の言語が一つもありませんでした。そして災害放送も日本語だけ。

 成田市には、5000人を超える在住外国人の方が生活しています。毎年右肩上がりで増えていて、来年は6000人に近づくと考えられています。彼らの存在を意識した街作りが必要です。

 こんな現状の中、成田市東町にあるAIT日本語学校では、外国人留学生のために避難訓練や「やさしい日本語」を使った災害情報の発信などを行っています。

 本来こういったことは、成田市の行政がやるべきことなのですが、彼らの意識の中に外国人の存在がありません。これではとても国際都市成田とは言えません。

 何とかしなければ、と切実に思っています。外国人との共生はこれからの日本社会が真剣に考えなければならない問題です。

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