<成田学園祭>
今日の午前中は、成田学園(児童養護施設)のバザーと文化祭を見に行きました。学園長さんとは、もう9年のおつきあいで、これまでに様々な生徒を中学校教師として預かってきました。
最近の成田学園の子どもたちの特徴は、ネグレクトです。DVもあります。
早い子で3、4歳から学園での生活を始めます。
でもこの事実をかわいそうと言ってはいけません。彼らにはこれが現実であり、それを受け止めて生きていかなければならないのです。親に引き取られることはほとんどありませんから。
かわいそうという同情は、むしろ彼らの自立の妨げになります。
TVの気楽なコメンテイターとは異なる現実がそこにはあり、その現実を受け止め、自立させるために一緒に生活している学園の先生たちは、本当にすごい人たちです。
※こういったバザーに来てくださって、彼らの発表を見てくれることが、彼らの励みになることは間違いありません。
<第26回国際交流の集い>
午後からは、元市役所職員で、30年前から多文化共生に取り組んでいらした、岡田先生主催の「第26回国際交流の集い」にお邪魔しました。
成田学園に続き小泉成田市長さんとご一緒しました。伊藤議員と神崎議員もいらっしゃいました。写真や動画をアップしましたが、今回は6人の外国人達が日本語スピーチに挑戦しました。
1番目の中国人の青年は日本に住んで3年目。トップバッターとして登場しましたが、あまりの緊張で言葉に詰まると、小泉市長がすかさず「がんばって!」の温かいお言葉。
次の青年はインドネシアからやってきた青年。現地で4ヶ月日本語を学んだ後に、日本で働くために勉強しています。極めて優秀な研修生です。
他の人たちのスピーチも本当に素敵でした。テーマは「台風」、「日本の経済発展について」「私の夢」「仕事ホウレンソウ」「恋人」です。
講評をしてくださったYさんは、朗読のスペシャリストの方で、「声は人、言葉は心」というとても美しい言葉を残してくださいました。