1年ぼうず

眞野 義行

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<インフォデミック>
今回の私の一般質問で取り上げる問題です。

不安定な状況下で起こる、根も葉もない情報やデマが大量に拡散されていくことを「インフォデミック(infordemic)」と言います。

世界保健機関(WHO)は、感染が世界的規模で拡散していく状況を示す「パンデミック」と共に、この「インフォデミック」の拡散にも警鐘を鳴らしています。

インフォデミックとは少し意味合いが異なりますが、中部大学(愛知県)の研究チームは24日までに、沖縄料理にも欠かせない海藻の「アオサ」に、コロナウイルスの抗体を増やす効果があることを確認したと発表しました。

はっきりした検証がとれていないということで、わずか2日間でその記事が削除されましたが、その結果、スーパーによっては「アオサ」があっという間に売り切れ、フリマアプリのサイトでは、「コロナウイルス対策」とうたわれたアオサが出品される事態にまで発展。

アオサが2万円を超える高額で販売されているサイトもでています。高額転売が相次ぎ、まるでマスクのような現象が起きているのです。

社会が不安に陥っているときにはびこる「詐欺」や「悪徳商法」にかからないように、行政が正しい情報を迅速に流すことが大切です。

みなさん、冷静な対応が必要です。そして美味しい話に慌てて飛びつかないことです。

www.mhlw.go.jp