1年ぼうず

眞野 義行

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<断腸の思い>

すみません今日もとてつもなく長いです。

成田市教育長が、政府の要請を受け断腸の思いで休校を決めた以上、その決定を応援し、児童生徒ができるだけ笑顔や涙で卒業できるように応援したいと思います。いつまでもぐずぐず言っていても何も前進できませんから。

私ができる応援と言えば、英語教師として生徒に出し続けた通称「英プリ」を、自宅学習用に配信することです。どうやったらうまくできるのかの知識がないので、数日かかってしまうかもしれませんが、自宅学習用に中1~中3までの英語学習プリントを、毎日配信したいと思います。どなたか知識のある方がいらしたら、教えてください。

ところで今日の安部首相の会見について、本当に質問したいことがあります。
「なぜ27日の夜の発表だったのか。」

今日の会見では、集団による感染をいかに防ぐかが重要だということで、全国的なスポーツ・文化イベントの中止や延期、規模縮小などを重ねて要請したほか、スポーツジムやビュッフェスタイルの会食など、不特定多数が接触するおそれが高い場所や形態での活動を当面控えるとともに、事業者に対し、感染防止のための十分な措置を求めました。

そして小中高校の一斉休校については「学年をともに過ごした友達との思い出をつくる、この時期に学校を休みとする措置を講じるのは、断腸の思いだ」と述べ、「何よりも、子どもたちの健康・安全を第一に、感染リスクに備えなければならない。十分な説明がなかったことは確かにそのとおりだが、責任ある立場として判断しなければならなかったことをどうかご理解いただきたい」と述べました。

実は、国公立大学2次試験が2月25日~27日まで行われ、21万1280人が受験に臨みました。これほど「不特定多数が接触するおそれが高い場所」はありません。

もし感染者がいたら、それこそ爆発的感染拡大「パンデミック」です。

この日本の学生にとって国家的行事の大学入試を延期するなどと言うことは、地方から入試のために出てきた人などのことを考えると、それこそ日本中がパニックになってしまいます。しかも今回の入試は文科省の度重なる不手際から、すでに受験生や教育現場に大混乱をもたらしています。

それを突然、延期発表したらそれこそ政府がひっくり返ってしまうかもしれません。こんな暴挙は批判の対象でしょう(最もすべての判断が早ければ、混乱は最小限だったでしょうが)。

だからこそ質問してみたいです。首相の「断腸の思い」というのは、どの程度の覚悟からの発言だったのか。

「何よりも、子どもたちの健康・安全を第一に、感染リスクに備えなければならない。」

21万1280人の受験生の感染リスクに対してどういう備えをしたのですか。そして27日夜の発表というのは、大学入試終了というタイミングを考えたのですか?

※私は、政党に所属していないし後援会もありません。ですから発言は私個人の考えであって、特定の政治家や政党を攻撃するつもりはまったくありません。