1年ぼうず

眞野 義行

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<情報交換のシステム作り>
写真は、成田市近隣の、ある中学校の防疫対策です。黒板を指すときはレーザーポインターを使います。予算のない中、素晴らしい工夫だと思います。

文科省は場当たり的なきれい事を言いますが、結局何でも現場丸投げです。それを「地域の実態に合わせて」「学校の特色を生かして」という言葉でごまかす。

今は、その時期ではない。教育格差がこれ以上広がらないための統一的な指針も必要。

ところで、防疫については学校現場で3密を防ぐことなど、現実問題、不可能です。突き詰めれば、給食配膳やトイレ掃除など、児童生徒がやっちゃダメでしょう。でもじゃぁ、文科省の支援がない中、どうするの?

それでも多くの教師は、文句も言わずに黙々と知恵を絞って、子どものために準備&活動しているのです。

ただし、上から統一見解が下りてこないために、学校ごと、教師ごとの温度差が出てしまうことも否めません。

だから私は、特にアフターコロナの教育では、学校間格差が出ないような、情報交換がすぐにできるネットワークを、自治体ごとで作る必要があると思います。

私の知る限りでは、まだこれを行っている自治体はないと思います。

オンライン会議を週に1度、各学校の代表者(担当者は変えた方がよい)でおこない、長期休校開けの児童生徒の様子の情報交換、授業の進捗状況、そしてお互いの工夫ある学校運営についての情報交換を行っていく。

どうやら9月始業という案は消えそうなので(私は非常に残念ですが)、こうなったら、どうやったら3年生ができるだけ気持ちよく卒業でき、入試を乗り超えられるか、ここに知恵をしぼらなければ。
このためには、「共通理解」よりも「共通行動」が必要です。

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