<行きたくないよぉ>
校門前の信号機近くで、小学3,4年と思われる女の子が、半べそをかきながら母親に訴えていました。
近づいていって「おはよう、とりあえず校門まで行こうか?」
「行かない」
「じゃぁ、校門前にいらっしゃる校長先生にあいさつしよう!」
お母さんと一緒に歩き出しました。
信号を渡り終るとすかさず校長先生が、女の子の手を取って
「じゃぁ、行こうか」
女の子は観念したのか、お母さんの「バイバイ」に「バイバイ」と手を振って答えていました。
昨日は、あの男の子だけでなく、車で送られてきた女の子で、母親とのやりとりの後、そのまま車で帰った子もいました。
中学校では、市内の7時間授業を行っている学校で、その日は休むようになってしまった生徒がいます。
市外の7時間授業を行っている学校でも「7時間目の授業になると涙が出てくる」と担任に相談してきた生徒もいます。
心配していたとおり、生徒の心に変化が起き始めています。
今の無理矢理の詰め込み教育カリキュラムは、一体誰のためのものだろう?
そして文科省の官僚さんたちは、こういう生徒の実態を、数字でしか知らない。