<大人の役目>
コロナ禍で不公平感を助長するような政策が、こどもを含めた若者達にまで当たり前のように行われている。
「部活動の大会ができた、ラッキー」「修学旅行に行けた、ラッキー」
「成人式ができた、ラッキー」
自治体ごとにあまりにも判断が異なっている。
できなかった人は運が悪い人?
平時ならいいですが、今は非常時なのです。
一部の人間の感情や判断で結論が大きく異なってしまうのでは、私たち大人は、信頼される存在や目指すべきモデルとして、若者の目に映らないでしょう。
今、何を優先すべきか、どういった観点で判断すべきか。
1都3県の首長が決めた緊急事態宣言下のこの状況で、「成人式」を実施する自治体に
は、共感できません。
子どもから大人まで、みんな我慢してがんばってきているのです。
まさに信頼される大人としての判断力が試されている。
こんなブレブレの世の中では、自分が楽しければいい、という若者を育てかねない。
今、なぜ我慢なのか。今、何をすべきか。
そこを考えさせてあげれば、若者たちはきちんと答えを出していく。
それを支えるのが大人の役目ではないでしょうか。