<成田市新型コロナウイルスワクチン 集団接種シミュレーション>
約1時間の日程で実際のワクチン接種のシミュレーションを行いました。
一般の方々にまじって市議会議員の皆さんも参加しました。
日本語が通じない外国人役の大和議員やアナフィラキシーショック症状が出てしまった人役の荒川議員など、実際にあり得る条件を想定して訓練を行いました。
市役所職員、特に健康子ども福祉部の職員の皆さんは、会場準備から誘導までよく準備されていました。
これは大変だったと思います。
本当にお疲れ様でした。
私が職員のみなさんに提案したことは2つ。
①ポケトークで案内していたが、最初の段階で何人かわからず、言語の設定に手間取ったので、まずやさしい日本語を使って出身国を確認する。念のため世界各国の国旗一覧表を用意して、指さししてもらう。その後ならポケトークでOK!
②会場の漢字のみの指示を、せめて英語、中国語、韓国語など5-6カ国語表記に変え、やさしい日本語もつける。ワクチン注射を受ける外国人達は、たいてい日本語がわかるリーダーと一緒に来るけれど、何もわからず不安な人もいます。その人たちのことも対応してあげないと。
やっぱり成田は、国際都市という感覚がいつも抜け落ちてしまいます。う~ん・・・。
外国人役の大和議員のお世話をしてくださった職員の方、本当にお疲れ様でした。
さて実際に接種が始まるのがいつになるのか正確にわからない上に、接種可能な数も最初は500人分しかこないとなると、この振り分けの問題も起きます。
肝心なことは自治体任せの政府の考え方は、本当に地方を困らせます。
この緊急時に責任をとらない厚労省の姿勢って・・・。