<ひとの気持ちをわからぬものを馬鹿と呼ぶ>
私は、勤務していた学校の成人式実行委員と、Zoomオンラインや携帯ラインで、コロナ禍での実施とその後の同窓会禁止などについて意見交換をしていました。
そのうちの1人 K 君が緊張しながらもスピーチをしていたのに、心ない人間に乱入されて、実に気の毒でした。
しかし彼は、落ち着いてその後のスピーチを行ったので、安心しました。
後で電話で話をして状況を聞いたら、入場したときから自分の席で、ビラみたいなものをまき散らして、その後いきなりステージ前の花壇を飛び越して壇上に上がってきたとのこと。
びっくりしたというよりも「こういうことをする人間が本当にいるんだ」という感じだったそうです。
その彼のせいかどうか、2部の成人式は落ち着きのないものになってしまったとのこと。
1,3部は本当に落ち着いていただけに、よけいに残念だったようです。
ところで、壇上に上がった若者のことも色々わかってきました。
はっぴ軍団は別の存在で、単独行動でした。
「ひとの気持ちをわからぬものを馬鹿と呼ぶ」
この言葉を彼に、繰り返し、繰り返し、教えたいと思いました。