1年ぼうず

眞野 義行

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【思いつかなかった…】
朝の登校指導最終日。

今朝も無事終了かと思ったら、マンション脇でずっと足踏みしている男の子。

「どうしたの?」
「ゆっくり行くの」
「どうして?」
「行きたくないから。楽しくないもん」
「明日から春休みだよ」
「明日も学童あるから」
「そうか。何年生?」
「1年生」
「1年がんばったね。2年生になったらいいことあるよ」
「3年生になったら学校行かない」

うーん😥とにかく校門まで連れて行く。

校門の坂で再び停止。

私がいつも持っている青い誘導灯を見せて

「じゃぁ、これつかんで。ひっぱってあげるよ。」

すると素直につかんで、ジワジワ前進。

そのうちに若い先生がいらしたので事情説明。

なんとか彼を連れていきました。

「明日も学童だから」と、つぶやいた彼。

その彼を学童に預けてがんばって働いている保護者。

そして感染に気をつけながら学童保育をしている職員。

「始業式の朝、待ってるよ」という一言が思いつかなかった。

アウトドアの画像のようです