<いのち>
「先生、今日はダンゴムシいなかったの」
いつもダンゴムシをくれる女の子。
昨日は2匹くれたのですが、今朝は見つからなかったとのこと。
「毎日取ってこなくていいよ」
手の中で丸まっていた2匹のダンゴムシ。
もぞもぞ動きながら一所懸命生きていました。
寿命で失う命ではなく、理不尽に奪われる命については、どんな言葉も慰めにはなりません。
人の命とダンゴムシの命を比べるつもりはありませんが、今朝の女の子の「今朝はいなかった」という言葉には、ズシンと心に響くものがありました。
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