<パラバドミントン初代チャンピオン 里見選手のこと>
「自分が障害者になったとわかったとき、なぜかわからないけれど、自分のことを恥ずかしいと思って、人に会えなくなった」
高校3年生の時に交通事故にあい、病院で意識を取り戻したときは下半身不随に。
約9ヶ月の入院後、どうしても現実を受け入れられずに引きこもり状態になりましたが、ご両親のサポートでパラバドミントンに出会い、周りに勇気と感動を与える選手になりました。
成田中学校に全校道徳授業に来られたとき(20歳)も、終始笑顔でいろいろなことを語ってくれましたが、「自分のことを恥ずかしいと思ってしまった」という言葉は心に残りました。
八街南中時代の担任の先生も、本当に喜んでいました。
その先生が成田中に勤務しているときに、里見選手を講師として呼んだのですが、当時の成田中校長、大和さん、栃木に転勤した先生もみんなで応援していました。
今はみんなバラバラになっているけれど、里見選手をそれぞれの場所で、みんなで応援していることにも感動しました。
ご両親も本当にいいかたで、2019年に千葉ポートアリーナで行われた世界選手権のときに、会場にご招待いただいたときには、1日一緒にいてくださり、娘さんの今日に至るまでのお話や、パラバドミントンのルール、世界情勢、車椅子で世界を移動するときの困難な状況などなど、本当に丁寧に説明してくださいました。
明日は、ダブルス決勝があります。9:00am開始予定です。