1年ぼうず

眞野 義行

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<ロシア国民は、本当はどう思っているのか?>

日本で流れている各種報道によると、先月のプーチン大統領の支持率は69%。

昨年11月にロシアのウクライナ侵攻説が浮上して以降6ポイントの上昇。

過去を振り返ると、プーチン大統領の支持率は戦争危機を迎えるたびに上昇。

2014年にロシアがクリミア半島を併合すると、それ以前まで60%台だった支持率は80%以上に急騰。

当時も、原油価格の下落などで経済が悪化したが、ロシア国民は「強い祖国」を見せたプーチン大統領を支持した。

この問題は、私たち日本人には本当に考えられない民族対立がある。

単純に言えば西側につきたい人とロシア側につきたい人たちが衝突したということ。

しかし、大陸で起きる民族紛争の歴史はさらに時代を遡らなければならないので、こんな単純な構図ではない。

今回のプーチンの暴挙に対して、ロシア国民は、本当はどう思っているのか?

ところで3月4日からパラリンピックが始まるが、果たしてこの侵略戦争が一時停戦になるのか?

パラリンピック中にロシアが侵略行動をとり続ければ、ロシア支援に回っている中国は、メンツを潰されることになる。

この侵略戦争は、北方領土問題を含めた日本との関係を完全に悪化させた。

有事の際に、日本はどうやって自分たちを守ればいいのだろうか。

やはり考えてしまう。