<学校の水泳指導も見直す時期>
朝の登校指導で、いつもの小学生がうれしそうにこう話してくれました。
「今日は、3年ぶりの水泳の授業です。私は水泳教室に行ってるから上級コースを希望しました。とっても楽しみです。でも2回しかプールの授業がありません。」
「体育の先生以外では、誰が参加するの?」
「学年の先生方が見に来てくれます。」
水泳指導は体育教師にとっては「命の危険」が大きい種目です。
実は、日本全国で見ると水泳の授業を廃止する学校が増えています。
だって1シーズン2,3回の水泳指導で泳げるようになることはないからです。
確かに暑い日のプールは、子どもたちにとってとても楽しみな授業ですが、これも中学になると、特に女子は、様々な理由から「見学者」が増えます。
小規模校には、学校のプールを廃止して、バスで地域のスポーツクラブに引率するという手法をとる所も出てきましたが、それは一部に限られます。
学校の水泳指導も見直す時期が来ています。