<一般質問準備:国際都市とは3>
2000年6月の定例会では、内山議員が以下のように述べられています。
成田市が作成する行政資料の中には、必ずと言っていいほど、「国際都市成田」という表現が出てきます。「国際空港に近接した都市として限りない可能性をもつ」とか「国際的な人、物、情報、文化の交流基地としての役割をもつ」とか「首都圏の核都市として大きな期待が寄せられている」などと言葉を連ねています(中略)。
やはり成田市の市民が、みんなで本当に国際都市、国際観光都市をつくろうと、そうなるんだという気持ちになるような仕掛けをしていかなければならない。
30年以上も前から「国際都市」のと言う冠の意味の議論が続いてきました。
しかしながら現在も、その意味をきちんと考えた行政の施策が見受けられません。
交換留学生、姉妹都市提携、交流パーティー開催などは「国際化」への一つの施策ではありますが、もう昭和の「国際都市」づくりです。
「多文化共生指針」を作成したからと言って、国際都市になるわけでもありません。
私が本当に考える「国際都市」とは
「同じ赤い血が通う地球人同士が、医療、教育、勤労の機会を等しく得られる都市」です。
この考えに沿って街づくりを考えることが、成田市の国際都市としての発展につながります。