<3.外国人医療対策協議会の設置>
2013年、人口約16万人の釧路市は、「釧路市外国人傷病者対応連絡協議会」を設立しました。
市役所関係各課、医師会、歯科医師会、薬剤師会、観光コンベンション協会、3つの運輸会社、アジアからの研修生を受け入れている企業、国際交流会と連携を図り、外国人の方に仕事でも観光でも、安心して釧路を訪れていただけるようにするためです。
海の港町 釧路市でできていることを、空の港町 成田市でできないことはありません。
現在、成田市は医療機関同士の連絡がない上に、NAAや航空会社との連携もとれていません。
医療通訳にかかる関係者が持つ情報を、総合的・横断的に共有する場が必要です。
成田市ではすでに災害医療対策会議を継続的に行っています。
その会議に訪日外国人医療問題を加えることは、とても有効かつ必要なことだと思います。