今日のぼうずは2本立てです
<成田おむすびプレーパーク~なぜこども達の行事は中止になるの?>
初めて参加しました!
こども達が実に生き生きと活動していました。
用意されたものの中で遊ぶのではなく、自分たちで遊ぶ。
そこには「昭和の遊び」がありました。懐かしい!
ベーゴマ遊び、お手玉、ジャンボシャボン玉、ツリー・ブランコ、バランスロープなどなど、すべてが手作りで、昔からある遊びであふれていました。
担当の方と色々なお話をしましたが「なるほど」と、うなずくことばかり。これについては後日。
ツリー・ブランコで、「立ち漕ぎ」で思いっきり漕いでいる子と話しをしました。
「私が子どもの頃は、立ち漕ぎのまま思いっきりジャンプして遠くに飛べる距離の競走をしたよ。」
するとその子は「今、小学校では立ち漕ぎは禁止なんです。木登りも禁止です。」
びっくりしました。
確かに学校や公園からジャングルジムや地球儀みたいな遊具(名前がわかりません)が「危険」ということで撤去されていった事は知っていましたが、ブランコの立ち漕ぎが禁止というのは、正直驚きました。
ボランティアの方のお話しだと、最近の子どもは握力も弱くなっていて、ブランコの途中で手が離れてしまい、後ろに落っこちる子もいるとのこと。
私は中学生を長年見てきましたが、確かに生徒の基礎体力とバランス感覚の低下を感じていました。
原因は、子どもの頃の体を使った遊びの経験不足だということに改めて気づかされました。
最後に遊んでいた子どもの素朴な疑問を紹介します。
「なぜオリンピックはやろうとしているのに、こども達の色々な行事は中止になるんですか?」
【鹿島神宮 流鏑馬神事】
午後は「おもてなし英語」のナレーターでお世話になっている安永暁海さんのお誘いで、鹿島神宮の流鏑馬神事を見学させていただきました。
安永さんは数年前から流鏑馬神事のアナウンスを担当されていらっしゃいます。
昨年は中止になった流鏑馬神事ですが、今年は感染対策を行いながら実施することになりました。
流鏑馬の激しい動きと安永さんのしっとりとしたアナウンスが、動と静の妙味を生み出し、まさに神事にふさわしい行事になりました。
鹿島神宮の神主さんともお話しできましたが、「射手」を担当された方々を含めて、無事開催できたことに安堵されていらっしゃるようでした。
とても貴重な体験をさせていただきました。