<勝負の基本とは-成田おむすびプレイパーク>
毎週第1、2土曜日に開催されている「おむすびプレイパーク」。
午後にお邪魔しました。
定期的に「読み聞かせ」で訪れていらっしゃる安永暁海さんにもお会いできました。
昭和の遊びであふれているプレイパーク。
私がムキになったのは「釘刺し遊び」
五寸釘を地面に突き刺して、相手の釘を吹き飛ばすという1960年代に流行った遊び。
超なつかし-。
現代の過保護で規制されたこども達の遊びでは味わえない、危険の香りがする原始的な遊び(危険を排除した遊びからは、当たり前だが危険を学べない)。
そしてこれを現代の小学生達が一所懸命やっている。
感動。
当然勝負。
あれれれ、小学生に勝てない。
そのうちに大会が急遽開催される。
参加小学生14名+私と大学の教育学科で学んでいる学生の計16名。
私の1回戦の相手は今日が釘刺し体験初めての小学生。
「ふっ、勝ったな」
ところが私は、いいところなしであっさり敗北。
しかし私に勝った小学生も、2回戦で敗北。
その小学生、私のところにやってきて、
「まのさん、練習試合してくれますか」
「ふっ、なめてもらっちゃ困る。当然勝負」
今度は私が勝利。昭和の底力。手加減などするはずもない。
「もう一回勝負してくれますか」
「おぉ、偉い!勝負事はね、勝つまであきらめない事が大切だぞ」
すると今度は私の完敗。
「ありがとうございました」
爽やかな笑顔でさっさと勝ち逃げ。
それだ!勝負の基本を実にわきまえている子どもであった。
みなさんも参加されてみませんか?



