<部活動地域移行 ますます混迷>
中学校のバレーボール外部コーチとしての活動が、土日と続きました。
土曜日は新人戦を前にシード決め大会(6チーム1セット総当たり)でしたが、私がコーチをしているチームは3勝2敗で次のステージに進めませんでした。
今日は元々、大会2日目ということで練習日だったので、敗退しても練習をしました。
子ども達は悔しかったようで、今日の練習は少し目の色が変わってきました。
「家で自分でできる練習にはどんなものがありますか?」
「YouTubeで動画を見て研究しています!」
週に一度のコーチですが、子ども達の前向きな姿勢に出会うと、ついがんばりすぎてしまいます。
ところで現行の中学の部活は、やる気満々の生徒から、なんとなく参加している生徒まで様々です。
学校教育の一環として行なってきたので、生徒のやる気を引き出すことも教師の仕事でした。
しかしこれからは、学校から切り離されて習い事のクラブになっていきます。
つまり、スポーツも芸術も習いたい人は月謝を払って習うことになります。
やる気のない子どもがお金を払って、サッカークラブや野球のシニアを続けることはありません。
また、月謝が負担になって活動できない子どもが出てしまうことも心配されます。
何もしない子、できない子が増えていかない地域社会づくりは本当に可能なのか?
バレー教室と部活外部指導コーチを引き受けながら、最近ずっと悩んでいます。
それにしても、肉体的にハードです・・・。