<なぜ?>
今日、小池東京都知事は記者会見を開き、
『東京での新型コロナウイルス感染数の急増が懸念されているため、人々は今週末には外出を控えるように。イベント等への参加も控えていただきたい。』
と、都民に要請しました。
首都圏での感染爆発(オーバーシュート)が心配される場合は、最悪、首都圏封鎖(ロックダウン)もあるとのこと。
ところで、埼玉アリーナで物議を醸した格闘技の東京大会が今週末28日に開かれます。主催者側は、世間の批判にかまわず実施の予定。それを止めない。なぜ?
『不要不急の理由がない限りは今週末の外出を控えるように。人が多く集まるイベントなどは自粛を』と改めてメッセージを発信しておきながら、あくまで要請なので、従わなければ仕方がないということでしょうか。
屋外で濃厚接触がない場所での活動は、手洗いをしっかりすれば可能だと思いますが、閉鎖空間で格闘技観戦なんて、誰がどう考えてもダメでしょう。
と思っていたところに、開催者側から無観客実施の報告がありました。世論の批判に従った形ですが、それでも私は不思議に思います。
政府は日本中の学校を休校にしたんですよ。それなのに格闘技大会は主催者の判断に任せるというのはおかしな話です。
埼玉ではおこなったけれど、東京では無観客。自治体や主催者の判断に丸投げという日本の体質は、教育を含めて本当にいけないと思います。