1年ぼうず

眞野 義行

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<39県の緊急事態宣言の解除>
北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、兵庫の8都道府県は、5月31日までとしている宣言を維持します。

ところで千葉県は、45日ぶり感染判明ゼロとなりました。

こうなってくると、私の関心は「学校はいつから再開されるのか」です。

もちろん「緊急事態宣言の解除」が前提でしょうが、6月から再開される可能性もでてきました。ひょっとすると5月末?

だからと言って失われた2ヶ月を取り戻すことはできません。

「夏休みの短縮」「行事削減」「7時間目授業」などということを平気で口にする教育関係者もいますが、よくそんな発想ができるものだと、怒りを通り越してあきれてしまいます。

もし仮に夏休みを2週間に短縮したとしても、日本の異常な授業数をこなすことは不可能です。

無理に詰め込めば、ついてこれない生徒の切り捨てが起きる可能性は高い。

全員が勉強が好きで学校に来ているわけではないのです。

そこまでして、冬に再びコロナ第2波が襲ってきたら再び休校?

そして入試はオンライン入試? まさか…。

3密を避ける一斉入試など存在しません。

私には、9月始業以外の良い方法が見つかりません。

「じゃぁ、9月までなにするの?」

私だったら、大喜びで英語によるディスカッションやディベート等のコミュニケーション活動の時間に充てますよ。

ICT教育の実践に努めてもいい。

だって教師の創意工夫で活動できる時間が保証されるのですから。

つまらない文科省の縛りがなく、いろんな事ができるのです。

こういった創意工夫のある授業をするための時間が、教師に生まれるのです。

教師にとっても「学び」の時間が保証されることは、この先10年を考えた観点からもベストです。

9月始業は拙速でも何でもなく、子どもたちと同時に、日本のブラック教師たちを救う意味でも重要な改革です。

もっとも教師自身がそういう声を上げなければ意味がありませんが…。