【うまくいかなかったことから学ぶことの方が多い】
残念ながらフルセットで負け、彼女たちの夏は終わりました。
しかしながら、昨日よりもはるかによい闘いでした。
克己心「敵に勝つにはまず己自身に勝とう、己に勝つことこそ勝利への道である」
子ども達に言い続けた言葉です。
「ミスをすることは悪いことではない。悪いことはミスを恐れて逃げることだ。勝負しろ!」試合中にも言いました。
「やれでやるより、やるでやれ」
「チャンスが人を見捨てるんじゃない、人がチャンスを見捨てるんだ」
わずか1ヶ月半という外部指導員の活動で、平日の指導には9回しか参加できませんでしたが、限られた時間の中で、様々な言葉や考え方を伝えました。
子ども達は本当によくついてきたと思います。
バレーボール教室に通ってきた子がいて、保護者の方々も私のことをよく知っていたと言うことが、この活動を可能にしました。
敗戦後、涙が落ち着いた頃に選手達に最後のお話をしました。
まだ涙が引かない子もいましたが、みんな一心に私の話を聞いていました。
そして、本日の宿題を出しました。
人生にはこれからたくさんの勝負がある。
試合に出た人も応援した人も「今日の敗戦から何を学んだか」
うまくいかなかったことから学ぶことの方が多い。
後悔があるとしたら、その原因は何か、そして次の勝負の時にどう生かすのか。
敗戦の中でも、よい点もたくさんあった。それは何か。
きちんとノートにまとめておくこと。
最後は全員で試合前のかけ声を、明日からの人生のためにかけました。
「さぁ行こう。よしっ!」