1年ぼうず

眞野 義行

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<ジジの家なのか、ババの家なのか>
今朝はいつもの元気な小学2年生コンビと合流。

夏休みはそれぞれ祖父母の家に里帰り(千葉県内)。

一人は「ジジんちに行った」。

一人は「ババんちに行った」。

そう言えば、教員の頃、中学1年生に聞いたことがあった。

どっちを使う?

圧倒的に「ババんち」。

ジジはかわいそうだと思った。

 

パラリンピック

里見選手が中学の時の担任の先生と話しました。

わくわくしながら応援しているとのこと。

がんばってほしいなぁ。

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<小学生:おはようございまーす&おもてなし英語>
久しぶりに出会った、いつもの小学2年生の二人。

反対側の道路から大きく手を振ってあいさつしてくれました。

なんかうれしい。

やっぱりあいさつは、人と人との関わりの基本。

今日は夏休みの課題の朝顔の鉢植えを持って登校する保護者の方もたくさんいました。

「結構咲いたんですよ」

新学期の子どもたちの荷物はとっても多い!

さて今日から「おもてなし英語 in Narita」小学生バージョンのスタート。

みなさん、是非見てください。

出演している小学4年生男子と小学3年女子は、英会話教室には通っていません!

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<里見紗李奈選手>

2018年成田中学校に福祉の授業で講師に来てくださった里見選手の試合が始まります。

最前列の一番右の選手です。

本日選手村に入村。リラックスモードで選手村で過ごせたとのこと。

里見紗李奈選手のシングルス初戦は18時40分からでNHK動画配信も予定されてます。

デモンストレーションで里見選手と車椅子バドミントン対決をした成田中の子どもたちには、応援してほしいなぁ。

ちなみにパラバドミントンは東京2020オリンピック・パラリンピックから正式競技になりました。

19人、立っている人、座っている人、室内の画像のようです

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<部活動、教師は定額、無制限>

2018年3月スポーツ庁は、勝利至上主義(?)のもと、過熱する部活動を是正するために、中学高校「1日の活動時間は、長くとも平日では2時間程度、学校の休業日は3時間程度」という運動部活動ガイドラインを出しました。

必ず土日のどちらかは休みにすることもガイドラインには盛り込まれました。

この通達の恐ろしいことは、文部科学省が出していた、休日の教員の部活動手当ての支給要件について、「学校の休業日は4時間活動で3,600円」と定めていたことです。

つまりスポーツ庁ガイドラインにより、休日の中学高校教員の部活動手当は、0円になってしまったのです。

さすがにこれは、全国の教職員から反発が起き、2019年に慌てて「2時間以上4時間未満」の区分を新設し、1,800円を支払うことにしました。

時給に直せば、900円です。

ちなみに2021年度の最低賃金の全国平均は時給930円。

千葉953円  東京 1041円

つまり、最低賃金よりも低い水準で部活動顧問を強いられているのです。

しかし、本当の問題はここではありません。

4時間活動で3,600円というのは、4時間以上働いても3,600円という意味なのです。

だから、例えば練習試合に行って1日かかったとしても3,600円。交通費や昼食代の支給はありません。

私にも経験がありますが、移動に1時間以上かかる場所での練習試合や退会になると、朝7:00集合で遅いときは17:00帰着ということもありました。

10時間働いて、3,600円なのです。時給360円。

つまり国は、職務でもない部活動を、「こどものため」という拒否できないような理由付けで、定額働かせ放題にしているのです。

部活動大好き教師の私だからこそ、逆に意味がある気がします。

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<学びの多様性>

中学校の部活動のお手伝いに行ってきました。

生徒たちは一所懸命、汗を流していました。

新学期からは、平日、休日ともに部活動が中止になるということで、今日はほとんどの部活動が行われていました。

全国的な流れなので仕方がありませんが、学校生活の延長上にある部活動を停止することが、どの程度感染拡大防止につながるのでしょうか。

例えば他校との練習試合などでは感染拡大のリスクは高まりますが、普通に学校生活を送った後の、校内で行う部活動を中止するというのは、科学的・医学的にどういったリスクを伴うのでしょう。

学校が始まること自体、心配している保護者や生徒たちがいることは事実ですが、普通に学校生活を送ってほしいと願っている人たちの方が多いことも事実です。

感染リスクを恐れる生徒は、学校を休む、部活を休むなど、学びの選択肢を増やせばいいのです。そのかわり、オンライン授業などの対応を急ぐ。

今の子どもたちは、大人が考えるほど仲間に対する「同調圧力」など持っていません。

ワクチンをうつ、うたないで、差別など起こりません。

だからそれぞれの考え方があっても、別に気にしないのです。

こういった差別感を植えつけるのは、いつも大人の古く凝り固まった発想なのです。

コロナを契機に、本当に、学びの多様性について考えるべきです。

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自治会活動 若者の力がほしい>
木曜日に第3回役員zoom会議を行いました。

自治会内緒問題について市民協働課に相談&要望した結果報告

②ゴミステーション設置についてのアンケートとりまとめ及び非自治会員に対する設置費用徴収問題

③子ども会リサイクル活動支援

④8月環境美化整備中止

⑤西側倉庫草刈り確認

そして本日、西側倉庫草刈り作業を行いました。私は所用で1時間遅れになってしまいました。

今回は総勢8人で行ったので、2時間で終了しましたが、ご高齢の方々の熱中症が心配でした(私も)。

私も草刈り機を1時間動かしただけで滝のような汗。

zoom会議の中では、若者の力を借りると言う点で、国際医療福祉大学生徒の応援を検討してみたい、という話が出ています。

コロナじゃなければ、中止になった夏祭りへの参加など、地元大学生を巻き込んだ活動展開の可能性もあるのに。

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<部活動>

午前中は一般質問の「部活動」について、法的根拠の確認。

教え子の弁護士にすぐ電話。

いつもサクサク答えてくれるので、本当にありがたい。

午後は、先日のパラリンピックアイルランド代表歓迎式典で演奏した、吹奏楽部のお話を聞きに、公津の杜中学校へ。

 さて、ブラック部活と言われて働き方改革のやり玉に挙がっている部活動。

文科省がいつまでたってもあいまいな指針しか出さないから、現場は本当に混乱。

ところでこの部活動、学校教育法上及び学習指導要領上、どのような位置づけなのでしょうか。

簡単に言うと、教員の業務外の活動です。

もちろん勤務時間内であれば、校長は校務の一つとして部活動担当を命ずることができます。

しかし、勤務時間外の部活動については、校長はその業務を命令する権利ありません。

また、学習指導要領で部活動が「生徒の自主性,自発的な参加により行われる」と規定されている以上、本来、教師の指導も監督義務もないのです。

残業時間を減らせと言っておきながら、あたかも部活動を業務の一部かのように中学校教師に押しつけ、部活終了後に仕事をさせる文科省と、どう戦うべきか。

答えは一つ。

日本中の中学校教師が「勤務時間外の指導はしません」と宣言すればいいのです。

そんな事態になったら、それこそ文科省は本気になってこの問題に取り組むでしょう。

それくらいの覚悟がなければ、教師の働き方改革などできません。

さてこの話の中で欠けているもの、かつ、最も重要なことは、この「教師の働き方改革」議論に、こどもの視点が入っていないことです。

放り出された部活好きの子どもたちを、誰が対応するのでしょうか。

諸外国では多くの場合、地域の大人たちが指導します。

この考え方を「地域部活動」と言います。

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