1年ぼうず

眞野 義行

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<還暦>

 私は昭和34年5月5日生まれなので、昨日の誕生日で満60歳になりました。自分では全く実感がありませんが「還暦」を迎えたと言うことです。還暦を迎えたと言うことで、なぜ満60歳を還暦というのかを調べてみました。しかし、日本の伝統的な暦(こよみ)である干支(えと)についての解説が難しいので「ぼうず」に書いても仕方がありません、というよりも私自身がわかったようなわからないような…。とにかく、60年で一巡して、もとの暦(こよみ)に還(かえ)ることから還暦と呼ばれているそうです。

 ところで「還暦」を祝うときには、赤いちゃんちゃんこを着るという風習があるのはなぜでしょう。

 古来日本では、赤い色に「魔除け」の力があるとされていました。そのため親は、生まれた赤ちゃんが健康に育つようにという願いを込めて、「赤いちゃんちゃんこ」を着せたそうです。

 60年経って暦(こよみ)が一巡した人が、無病息災を願って、赤ちゃんと同様に、赤いちゃんちゃんこを着るようになったそうです。

 さて話は変わりますが、昨年(2018)9月に総務省が発表した高齢化率(65歳以上の高齢者が総人口に占める割合)は、28.1%、3557万人で、いずれも過去最高を更新したそうです。70歳以上の割合は、20.7%、2618万人。
 昔と違って平均寿命が延びているので、65歳を超えても仕事を続けている人は増え続けています。私にとっても「還暦」という節目は通過点に過ぎない感じがしていますが、この高齢化社会について、本当に身近なこととして考える必要性を改めて感じました。

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