1年ぼうず

眞野 義行

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<過度な反応>

今日は夕方 "English Project" の打ち合わせで成田中学校へ。ALT と英会話のシナリオを作り終え、その後、3年生の陣中見舞いに職員室へ。

みんな、月・火2日間の公立入試願書提出が終わり、一息ついているところ。

インフルエンザの様子も気になったので様子を聞こうとしたら、3年生の先生方から「眞野先生、成田市は何やってるんですか!マスクを中国に送ってる場合じゃないですよ。」

「だって国際都市として、友好都市の咸陽市からマスクや消毒液の要請があったから送ったんだよ。大分市の行為がネットで話題になったから。」

「そうですか、でも給食の時に使うマスクが足りなくて困ってるんです。家庭でも品薄で買えないし、学校にも予備がなくなっています。」

しまった、半年学校を離れていると学校現場の状況を忘れてしまう…。

給食配膳者にマスク着用は欠かせないけれど、特に冬は、インフルエンザウィルス拡散の心配もあるから「手洗い・うがい」そしてマスクは必需品だ。

そのマスクがないとなると、学校現場では心配が広がる。

しかしながら国際社会という観点から見ると、友好都市に対する成田市の行為は、それでもまだ遅いくらいだ。

優先順位の判断が難しい。

夜のニュースでは、病院で使う消毒液も不足してきたとのこと。

過度な反応でマスクなどを買い占める行為は、結局自分たちを苦しめることになる。

集団心理に踊らされないように、冷静な対応が必要だ。

危機的状況での自分勝手は、命取りになる。

ところで帰ろうとしたら、バレー部のこども達が走ってきた。

「先生、日曜日の佐倉市近隣大会応援に来てくれますか?」

「行けたら行くよ!」と言ってしまったが、成田市消防団の「出初め式」だった。

ごめん…。