<逆に曲がる指>
English Project でJR成田駅へ。駅の敷地をお借りするための書類を届けに。
駅長さんもこの企画に興味を示してくださる。
「これは成田市が行っている企画ではないのですか?1人でやられてるんですか?」
「はい!でも市長さんが前向きに協力してくれているので、企画として成立しています。ところで駅長さん、次は駅員さんが使う英会話ビデオを作るつもりですが、出演をお願いできませんか?」
「いやいや私は…。でも若手でやりたい人はたくさんいますよ。最初は出演を渋っても、結局最後は乗ってくるんですから。」
あっ、すごくよくわかる、その感覚。
とりあえず大盛り上がりで、駅長室を後にし、駅長室前にとめていた自転車へ。
自転車の鍵をはずしたつもりで、勢いよくこぎ出したら、チェーンでロックされたままだったから、前のめりに転倒。駅前で恥ずかしい。
「いてててて」と思って自分の左手を見ると、薬指が本当に真逆に90度曲がっている。
「うわっ」
びっくりして、思わず右手で、曲がった薬指をグキっと元に戻した。
なんと、元に、戻った。
とにかく必死に自転車こいで、近所の整形外科に駆け込む。
レントゲンの結果、人生初めての剥離骨折。固定。痛い…。
ところで後で考えたら実に恐ろしいことをした。
いくら気が動転していたとはいえ、反対に曲がった指を元に戻そうとするなんて。
お医者さんに聞いたら、元に戻したことはよかったらしい。まじ?
はぁ、ぎっくり腰が治ったと思ったら、今度はギックリ指になってしまった。
トホホ。