1年ぼうず

眞野 義行

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【海外大学卒業外国人留学生の就職活動継続に係る在留資格に関する特例】

昨日、成田市と成田日本語学校との間でこの特例を生かした協定が結ばれました。

これにより、20名の卒業生が救われます。

この特例は、国家戦略特区に指定された自治体のみに認められるもので、海外大学卒業後に来日し、日本語教育機関で日本語を学びながら日本企業へ就職活動を行う留学生に対して、1年間の就職活動のための在留資格を認めるものです。

北九州市に続く全国2番目の認定。現在、千葉市、愛知県を含めた4つの自治体だけが特例を認定されています。

これにより、外国人留学生の日本企業への就職が促進され、優秀な外国人留学生の受け入れ促進および地域の国際競争力の強化につながります。

本来の流れは「海外の大学卒業」⇒「日本語教育機関に留学(就職活動も同時におこなう)」⇒「就職」ですが、特にコロナ渦では、就職先が見つかりません。

すると留学生はどうなるか。

「帰国」か「もう1年日本語教育機関で留学」の選択になってしまいます。

「帰国」では留学の意味がないし、「もう1年留学」では留学費用がかかります。

そこで成田市が認定されている特例が非常に有効になります。

就職浪人のための特別な在留資格が認められるのです。

これは、本当にすごいことなのです。

www.city.narita.chiba.jp