【成田市の未来を語る会】
コロナ禍でも継続していた「岡田日本語教室」。
毎週火曜日の19:00-21:00まで、もう30年近く継続しています。
ALT(英語補助教員)にもお世話になっていた方々がいます。
岡田さんは、日本語教師の資格を当時から取得されており、成田市の外国人支援の先駆者的存在です。
「行政がやらないなら、自分でやる!」
本日は、花崎町に本社を構えて成田市の魅力を積極的に発進しようとがんばっていらっしゃるOrange株式会社代表の甲斐孝太郎さんと一緒に、この日本語教室を訪問しました。
甲斐さんは、成田が国際都市ならではの魅力を生かし切れていない、という思いが強く、私のお誘いにすぐに応えてくれました。
今晩の参加者は、フィリピン、ベトナム、アメリカ、スコットランド、そして今日初めて参加した中国からの4人家族。娘さん2人は、6月末に市内中学校に転入したばかり。
ご家族全員が日本語がまったくわからず、これからの生活に不安を抱えていらっしゃいます。
無償ボランティアで日本語を教えていらっしゃる方々は5人。
日本には、実習生、留学生などの受け入れ施設があって日本語の勉強ができますが、こうした大人やその子ども達を教える組織がありません。
私は、ずっと成田市に公立の日本語学校の設立を訴えていますが、まったく無関心。
国際都市横浜では、こうした受け入れ組織を充実させています。
松戸市や千葉市も、こうした大人の外国人達の日本語学習のために夜間中学を開放しています。
国際都市成田は、一体何をしているんだろう?
成田市には、草の根活動を行なっていらっしゃる方達が、実はたくさんいらっしゃいます。
それぞれのみなさんを一堂に会して、成田市の未来を語る会を開催しようと思っています。
来年市制70周年を迎える成田市。
国際都市として、次の10年にふさわしい取組みができるのだろうか。
非常に心配です。