<第2回むすびの会:草の根活動>
成田市ボランティア連絡協議会会長の大木さんとTSCJP代表取締役松本さんとのコラボによる第2回むすびの会が開かれました。
今日は、日本のおむすび文化とベトナム料理文化の交流が行なわれ、多文化共生を楽しみました。
この会の理念は「日本人の愛をにぎっておもてなしする」です。
日本で技能実習生として働こうという若者を、お金をかけずにおもてなしし、1ヶ月という短い研修時間の中で「日本に行って良かった。日本人の愛を感じた。」と思ってもらうことを目的としています。
そして技能実習が終わった後で、いつか日本に戻ってきて日本のために活躍してくれる人たちが出てきてくれたらなぁ、という願いが込められています。
同じ米食文化の外国人でも、おにぎりという文化はありません。
だから、実際に若者達は全員、大喜びです。
「愛を握る、心を握る、勝利を信じて握る」
おむすびほど簡単に日本人の心を表現できる食文化はないと思います。
こういった小さな種まきが、やがて大きな葉となり木になっていくのです。
少子高齢化問題を解決するための大きなチャンスが目の前に広がっているのに、国際都市成田に住んでいる私たちが気づかないのは、本当にもったいないです。
もう、日本国内だけで様々な問題を解決していくことは無理なのです。
国際都市成田に必要なことは、こうした小さな国際交流、草の根活動です。
18歳から25歳までの様々な国からやってきている若者達の純粋で素直な態度を是非知っていただきたいです。
皆さんの中で、もしボランティアとして参加いただける方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひご連絡ください。1度だけでもいいですからお気軽にどうぞ。
むすびの会の最後には、彼らの大合唱による「おもてなし倍返し」があり、感動することまちがいなしです。