【国によって異なる終戦の日】
日本における第二次世界大戦の終戦の日は、1945年8月15日とされています。
この日の正午に昭和天皇による「玉音放送」があり、この放送によって第二次世界大戦における日本のポツダム宣言受諾と休戦が国民に伝えられたからです。
実は、世界的には多くの国が9月2日を終戦の日として認識しています。
特にアメリカでは、この日を「対日戦勝記念日」(Victory over Japan Day=VJ Day)としています。
降伏文書の調印式が、東京湾に浮かぶアメリカの戦艦ミズーリ号上で行なわれた日だからです。
国や地域によって戦争が終結した日の認識は異なっています。
日本人だけの感覚ではなく、世界的視野に立って戦争について見つめ直す特集がマスコミにあってほしいものです。
例年甲子園では、球児達が黙祷を捧げますが、その意味を正しく理解している子どもが何人いるのだろう。