1年ぼうず

眞野 義行

 cres.mano0505@gmail.com

 TEL:090-9364-7172

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<穴あきビニール傘>
今朝の登校指導。8時になったので戻ろうとしたら、100m程前を、学校とは反対方向に歩いて行く小学生が。多分1年か2年。

走って近寄っていき「どうしたの?」と聞くと

「遅刻したから」

「大丈夫だから、一緒に行こう」

素直にてくてく歩き始めました。

小学生の対応の仕方が今ひとつ分からない私。

好きなキャラや勉強など、つまらないことを話しかけていたら

「傘に穴が空いている」

あっ、気づかれたか。

小さい子が下から見上げる格好だと気づく位置。やられました。

なぜかそれから距離が縮まり、昇降口で「バイバイ」と手を振ると「バイバイ」と手を振り返してきました。

穴あきビニール傘が、こどもとの距離を縮める。

新しい発見でした・・・?

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<童心に返って、水びたし>
午前中「こどもプラザ成田」主催の「水あそび&外あそび」に参加しました。

赤坂公園で10:00スタート。

途中晴れ間も出て、絶好の水遊び日より。

最初はちっちゃい子と、ラグビーごっこで走り回っていましたいましたが、だんだんと水遊びの魔の手が・・・。

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どの子から攻撃を受けるかと注意していたら、ななななんと最初の攻撃は、参加していたお母さんからでした。

ペットボトルの水をズバッとかけられてしまいました。

こうなると私もスイッチが入ってしまい、大暴れ。

しかし子どもたちの集中攻撃を受け、全身ずぶ濡れ。

最後は紙芝居もあり、あっという間の2時間でした。

小さいお子さんのいらっしゃるご家庭は、ぜひ次回参加してみてはいかがでしょう。

 

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無限の可能性

都内の会社から無償提供を受けたウェブ会議システム「Live on(ライブオン)」を活用して3密を避ける形で実施しました。

このシステムができている中学は、昨日紹介した八街北中の他に、八街中もあります。
八千代市柏市流山市の学校でも Zoom などの双方向通信を使った学活や授業が始まっている学校があります。

このシステムが確立すれば、冬の進路3者面談も学校に集まる必要がありません。

保護者は職場で」「生徒は学校で」。

わざわざ20分程度の面談を、保護者も教師もすんなりと行えます。

また、たとえ休校になったとしても、生徒の顔を見ながら学活が行え、願書の書き方や、試験前心得など、子どもたちを安心させられる最強の道具になります。

視点を変えれば、災害時の状況把握のために、被災した人の顔を見ながら救助活動までできます。

電話回線がとぎれても、インターネット通信は生き残ります。

双方向通信には無限の可能性があります。

この可能性のある道具を進められない理由は・・・。

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<成田はICT教育や整備の遅れが深刻>

今回の54市町村教育委員会聞き取り調査で、私は大きなショックを受けました。

成田市がこんなに ICT 関連事業が遅れているとは・・・。

その現状に、現役の時に気づかなかった自分に腹が立ちます

調査の結果、成田市は、千葉県で最も情報発信力のない自治体のうちの1つです。

県内の20の市町村教育委員会は、独自の授業動画配信等を行っています。

しかし、成田はゼロです。

成田市の教育を変えていかなければ、世界どころか、千葉県から取り残されてしまいます。

いくつかホームページを紹介します。

クリックして、ぜひご覧になってください。

 

八街北中学校オンライン生徒総会です。

 

勝浦中学校オンライン授業参観と保護者会です。

他にも、市原市の中学校では、Skypeというオンラインツールを使って、New Zealandの姉妹校との学級交流を英語で実施しました。

御宿町では「3密」を避けるために、8/1の高校進路説明会オンラインで実施するための準備に入っています。

大都市圏は別として、規模の小さい長南町大多喜町御宿町袖ケ浦市南房総市などの小中学校のほとんども、毎日のように児童・生徒の様子をブログで更新しています。

 

そしてこれは、私の最後の勤務地、成田中学校のホームページです。

勤務中は全く見ることがなかったホームページ。

 

 

しかもこれは、成田市内24小学校、10中学校に共通する、ホームページの悲惨さなのです(久住中のみ、毎日生徒の様子をPDFファイルで発信している)。

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<モノではなく、人の整備の遅れ>

文科省は、新型コロナ対策として「日本中の児童・生徒に1人1台のタブレット端末を準備する」と宣言しました。しかし、実はタブレット端末機が用意されたとしても、日本中の多くの教師は使いこなす事ができません。

 コロナ第2波に襲われたときに、巨額の予算をかけて配られた端末機が、ただの鉄くずになってしまう危険性は、極めて高い。

この悲惨な状況を想像してみてください。

コロナやインフルで、学校が休校になった

手元に端末機はある。

でも結局、家庭学習の主な手段は、プリント学習。

以前も話題にしましたが、残念ながら成田市は ICT 関連の整備が遅れています。

それはモノの整備の遅れではなく、人の整備の遅れです。

一体どのくらい遅れているのか?

私は、調べてみよう、と思いました。

千葉県には、54の市町村教育委員会があります。

延べ8日間かけてすべての教育委員会の聞き取り調査をしました。

調査内容は4つ。

教育委員会が家庭学習コンテンツ(e-learning)を用意しているか

教育委員会もしくは学校単位で、授業動画配信を行ってきたか

③ZoomやMeetなどの双方向通信手段で、学活や授業をおこなったことがあるか

④教職員がZoomやMeetで会議を行っているか

結果は、後日お知らせします。

 

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<成田新市場視察>

今日は、花植木センター跡地に建設中の、成田新市場視察を行いました。

成田市公設地方卸売市場の老朽化に伴った、新生成田市場の移転・再整備事業は、2018年度に始まり2021年夏頃に開場予定です。

新型コロナの影響を受けましたが、来年開場を迎えそうです。

しかしながら約130億円の整備費用をかけた、この新市場がきちんと採算のとれるものになっていくのかどうかは不透明な部分があり、心配です。

将来、多額の負債を抱えた負の遺産とならないように、注視していかなければなりません。

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※今日の更新は、約1時間早いです。

<災害とコロナ>
私の親戚が鹿児島県薩摩川内(せんだい)市に住んでいますが、幸いにも被災せずに元気に過ごせています。

しかしながら、一部地域では土砂崩れや家屋浸水の被害が出ており、避難勧告が出ています。

ところでその1つ、大崎町では7/4に初のコロナ感染者がでたばかり。

鹿児島県は、この2ヶ月で1名しか感染者が出ていなかったのですが、直近1週間(6月29日~7月5日)の感染者数が96人となり爆発的に感染者が出ています。

ショーパブで感染者集団が発生したことに端を発して、一気に感染が拡大しました(明日から、接待を伴う飲食店業に対して、休業要請をする⇒対応が早い)。

問題はコロナ感染に気をつけながら避難所生活を送らなければならないということです。

この話は、遠い九州の話ではありません。

昨年の台風被害を考えても、千葉県でも避難所生活を余儀なくされる可能性があります(地震による避難もありうる)。

防災グッズの中に、マスクや携帯用のアルコール消毒液などの感染予防の供えが必要です。

また、以前も行政に申し入れましたが、体育館だけの避難場所では、3密を避けられません。

教室の開放等の計画を立てるように、改めて行政に要望しなければ。