1年ぼうず

眞野 義行

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 TEL:090-9364-7172

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 交差点の安全対策については、全国の自治体で様々な対策がとられています。また民間でも、市街地交差点における安全対策専門企業があります。

 この写真は、公津の杜1丁目の交差点の写真ですが、カーブの部分がゆったりとスペースがとられており、さらに車止めの支柱も設置されています。普段はあまり気にしていなかった支柱ですが、今回の事故現場に、低い縁石ではなく、このような支柱があれば、事故の被害が少なくなったかもしれないと思いました。行政の責任を問うわけにもいかないのかもしれませんが…。※横断歩道の塗装が剥がれている!

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 「レイモンド淡海(おうみ)保育園」に対しての責任は全くなく、国民すべてから擁護の声が上がっています。最初の記者会見で、まるで保育園側に過失があったかのようなひどい質問をしていた記者には、非難の声が集まりました。

 私も、保育園の子ども達を保育士さん達が散歩させている姿を見たことがあります。幅の広い道路ではありませんでしたが、一本のロープを先頭と最後尾の保育士さん持ち、園児達にしっかり握らせ、もう一人がガードしながら散歩させていました。園児達にとっては「お外の散歩」は楽しみの一つであり、園側にとっても、交通ルールを学ばせる大切な活動です。

 今回のような事故が起きるとすぐに自粛ムードができ、色々な貴重な経験をする機会が奪われていきます。幸いにも遺族の方が「レイモンド淡海(おうみ)保育園におかれましては、短い期間ではありましたが娘のかけがえのない笑顔を見守ってくれた事には感謝の意しかなく、今回の事に囚(とら)われることなく今後も小さな命に寄り添い、共に歩み続けることを娘もきっと望んでいます。」というコメントを発表されたので、「お散歩」活動の自粛にはならないと思います。

 しかし、この事故にあった他の園児と保育士さん達の今後を思うと、果たして「お散歩」ができるのかどうか…。

私共家族としても、家族5人で苦楽を共にし、普通に過ごせると思っておりましたので、今回、娘優衣の突然の逝去に関しては驚きを隠せず、現実とは思えませんでした。
 然(しか)しながら、今自宅で、話をせず、いつも明るく、いたずらっぽい笑顔も見せることもなく、ずっと寝ている娘を見ていると、徐々にではございますが、私共としても娘の死を受け入れざるを得ません。1日たつ毎に家族としても胸が張り裂ける程の深い悲しみに包まれております。現在優衣を含め、家族5人で最後の一家団らんを過ごしております。報道関係各位におかれましても、自宅周辺、近隣葬儀場等における取材・撮影等はお断り致します。

私たちは、この度の突然の事故で大切な家族を失い、深い悲しみを受けています。このような私たちの心情をお察しいただき、自宅や葬儀会場での取材や写真撮影をご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

 当たり前の日常が、何の前触れもなく突然断ち切られたときの遺族の心を、絶対にマスコミは配慮すべきです。報道の義務や責任を言う前に、人としての義務や責任を守ってほしいです。そっとしておいてあげましょう。この深い悲しみの中で、これだけがんばってコメントを発表されたのですから。