<そうだ、選挙、行こう!>
「比例代表制」における「特定枠」というものは、いわば「指定席」のようなものです。投票された票数に関係なく「当選」が約束されているのです。もちろん、その「党」全体の獲得議席数の範囲で。
今回、この「特定枠」を利用した政党は、「自民党」2人。「れいわ新選組」2人、「労働の解放をめざす労働者党」1人です。
ちなみにこの特定枠での立候補者は、事務所設置や演説会、選挙カーの使用、ポスターやビラの掲示・配布など比例候補としての選挙運動はできません。ただし、電子メールでの投票呼びかけは政党の運動とみなされ認められます。
まとめます。今回の参議院選挙で投票するのは2票。
1票は「選挙区制」による1票。これは候補者個人の名前を記入します。
もう1票は「比例区代表制」による1票。これは、比例区名簿に載っている候補者名か政党名のどちらかを記入します。特定枠の候補者の名前を書いてもかまいません。
※この特定枠での立候補者は、事務所設置や演説会、選挙カーの使用、ポスターやビラの掲示・配布など比例候補としての選挙運動はできません。ただし、電子メールでの投票呼びかけは政党の運動とみなされ認められます。