1年ぼうず

眞野 義行

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投票率

 きょう投票が行われた参議院選挙の推定投票率は、50%を下回るようです。

 参議院選挙の投票率が50%を下回るのは平成7年の選挙以来です。参議院選挙の投票率が50%を下回ったのは過去最低の44.52%となった平成7年の選挙だけで、今回の投票率は過去2番目に低くなる見通しです。

 投票率が50%を切ってしまうと、これはもう「国民の信任を得た」と胸を張って言える状況ではありません。

 しかしそれでも、投票に行った人たちの声で選挙の結果が出るわけですから、この現状がすべてなのでしょう。

 私はこれまでも、特定の政党を支持して投票してきたわけではありません。その時々に私が共感できる考えを主張する政党に投票してきました。

 今回も同じです。

 しかし私は、自分自身に問いかけています。

 「その1票は、本物の1票か?」と。

 しかし正直に言うと、その自分の投じた1票に、そこまでの自信がありません。

 たとば現在、自分たちの権利を守るためにデモをしている香港の若者が投じる1票とは、当然、その温度差は異なるでしょうが、自分を選挙に駆り立てるものがない。

 国民の権利を放棄してはならない。その思いの方が強いのかもしれません。

 このような投票率になってしまっている「参議院」という存在について、今一度考え直した方がよいと思います。

 2院政にする意味はあるけれども、価値がない。衆議院だけでよいのでは?

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