<せっかくいただいたご相談を…>
議会から戻ってデスクトップのメールを開くと、とても重要な内容のメールが2通あり、その1通は15日、日曜日の朝のものでした。
とても大切な内容のメールに気づかず、全くなんといってお詫びしてよいのかわかりません。自分の置かれている立場の認識が低すぎます。せっかく情報をいただいたのに。申し訳ない気持ちで一杯です。
その内容を紹介します。
【昨日(14日)、スーパーのレジで会計待ちで並んでいる時、後ろの男性に話しかけられました。
いいですね。電気がついているのですね。うちは停電中なので今食べるものしか買えないのです。正直羨ましいです。と顔を見ると涙ぐんでいました。
私の家もつい先日電気がついたのでお気持ちすごくわかりますとお話をしました。
その時にシャワーも浴びられず辛いですとおっしゃっていたのですが、自分の家が電気がついて浮かれて買い物をしていたことが申し訳ない気持ちと、停電中の辛かった気持ちが蘇ってきたのとで、無料でシャワーを解放していたりするところがあるということを伝え忘れてしまいました。
男性は、お年寄りで一人暮らしをしているそうで、16日まで電気はつかないと言われているそうです。
そういった方に情報をお伝えすることは出来ませんか?】
その方のお住まいは、今は電気が通っているのでしょうか。現在(23:00)でも成田市内では約600軒の停電が発生しています。
今日、17日も赤坂にある「保健福祉館」では午前8時30分から午後5時まで、
「豊住ふれあい健康館」では午前9時から午後9時まで。無料シャワー解放が行われています。
しかしながら、携帯の扱いに慣れていなかったり、停電で電源がとれない方の場合、その情報がうまく伝わらないと言うことが、今回改めて、認識されました。
防災無線も聞き取りづらかったり、機能しない場所もでて、地区の区長さんも市役所も全容が把握できないという状態に陥りました。
取り残されていた方にどうやって情報を伝えるのか。とても重要な問題です。
今日からまた議会(決算審議)が始まっていますが、今回の風台風の対応を含め、防災のあり方について、市の職員と力を合わせて考え直すことが急務である、という結論になっています。
しかしながら、私自身がこういったご相談に迅速にお答えできていないと言うことが最大の問題です。本当にすみませんでした。