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＜すべての始まり＞
今日は八街北中を訪れました。ピーナッツで有名な八街市は、財政的には決して豊かな市ではありません。

10年ほど前までは、市内中学校で生徒指導上の問題が多発し、市内4校が教育困難校に指定されたこともあります（部活動は強い！）。

しかし最近は落ち着きをみせ、教育については2年ほど前から、先進的な取り組みを始めています。

それはICT教育です。今年度当初から1年生全員に端末機を配布するための予算を計上し、積極的にICT活用を進めています。

予算のない中で、先を見すえた教育に投資しているのです。

その中でも八街北中は、ある教師主導の下、教職員の努力により、オンライン学活の実施にいたりました。

今では、ほとんどの教師がタブレット端末操作に慣れ、最初は抵抗感のあった教師も、授業動画配信ができるまでになりました。

日本はICT教育の分野で、世界基準から大きく遅れをとっています。
その日本の中で、成田の教育が出遅れていては、成田市の若者が社会に出たときに困ります。

「住んでよし」「働いてよし」の成田を作るためには「成田市の学校を卒業してよかった」と思える若者を育てることが必須です。それが、すべての始まりです。

右の写真は、八街北中学校のHPのものです。