1年ぼうず

眞野 義行

 cres.mano0505@gmail.com

 TEL:090-9364-7172

f:id:crescentmano:20200603230314j:plain

<現場に丸投げではすまない>
ある中学校現場からの報告です。

『今日、さっそく具合の悪い生徒が出ました。体調不良を訴え、もどしてしまいました。いつもなら保護者が迎えに来るまで保健室で預かるのですが、発熱もあったので別室を用意しました。コロナ対応をしないと、万が一、集団感染になったら大変なので。さらに困ったことは、保護者がすぐに迎えに来られないというのです。』

様々な理由はありますが、保護者がすぐに迎えに来られない場合がけっこうあります。

その時その生徒をどうすればよいのか。

保健室というのは、実に様々な生徒が訪れる場所です。

けが、体調不良などの体の不調だけでなく、心の不調でも訪れる子どもは多いです。

さらに夏は、熱中症が疑われる子どもたちもやってきます。

基本的に「まさかコロナじゃないよな」と思って対応したら、実はコロナだった。そのために集団感染になった。

北九州市の例ですが、その学校の対応を責めることは誰にもできません。子どもはよく熱を出すのです。

さてそうなると、学校はどのように対応したらよいのか。

その子がコロナ感染していないという根拠がない中で、誰が、どこで、どういった形で、休ませておくのか。

養護教諭だけでは無理です。

そして真の混乱は、冬にやってきます。