<1人じゃないんだ>
昨夜、教え子から連絡がありました。
「先生、最近○○さんの様子が心配です。私ではうまく対応ができないかもしれないので、連絡とってもらえませんか?」
この教え子が心配しているのは、1つ下の後輩のことです。
夕方まで連絡がつきませんでしたが、夜、その本人から連絡が来ました。
不安定な時が多いですが、今夜は、おもいのほか落ち着いていて、私は安心しました。
「心配してくれる人が必ずいる、ということを忘れるな」
「本当ですか、うれしいです。私は先輩たちによくしてもらって、感謝しています」
彼女とは3ヶ月ぶりの会話でしたが、最後にいつものように説教をして電話を切りました。
後輩のことを心配して連絡してきた子は、中学の時から本当に人の気持ちをよく読み取る子で、機転が利く行動をよくみせてくれました。
新型コロナウイルスでストレスを抱えている人が多い中で、こうやって仲間のSOSに気づけるなんて、すごいと思いました。
「1人じゃないんだ」ということが分かるだけで、人は生きていけるものだ。
改めてこの教え子から教えられました。