<総務常任委員会視察 南房総市その1 感動!>
日帰りで行われた視察。
かなりの強行軍でしたが、視察を行った価値が大いにありました。
最初の視察地は、旧長尾幼稚園・小学校跡地を利用した「シラハマ校舎」
合同会社「WOULD」のイノベーションによってオフィス、宿泊、商業施設となって生まれ変わりました。
多田社長のご説明と施設見学は、ただただ、ため息を生むばかりで、さすがに学校跡地利用の先進事例だけのことはありました。
もちろん千葉県最南端という立地条件を最大限に生かしてはいますが、私は、何より多田社長のコンセプトに感銘を受けました。
①スマートタウンの創出
2019年南房総市に甚大な被害をもたらした台風15号、19号の教訓を元に、地の利を生かした「太陽光パネル」「風力発電」「蓄電池」「排水循環システム」を整備し、「分散型グリッド」を創出。平時はキャンプ場、災害時は避難場所として活用。
②教育振興
学校という硬直した教育システムでは、多様化した子どもたちの学びに対応できない。放課後や休日に、学校とは異なる多様な学習形態を提供し、様々な子どもたちに対応できる教育施設を運営する。タブレット端末を活用したICT利活用教育の推進を目指す。
高い教育レベルを生み出すことが、若い世代の流入につながり、地域の賑わい創生及び持続可能な街づくりに貢献できる。
ただ単に跡地利用しリゾート化することが目的ではないことに、感動すら覚えました。